ホルモン免疫栄養学です。
・乾燥肌の改善に良い食べ物を知りたい
・乾燥肌になる理由が知りたい
・乾燥肌にならないための対策方法が知りたい
そんなお悩みはありませんか?
特に冬場になると乾燥しやすくなり、どんな食べ物が乾燥肌に良いのか気になるものです。
について詳しくご紹介します。
この記事は5分ほどで読めます。
きっとあなたのお悩み解決に役立つと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
※この記事はホルモン免疫栄養学が監修しています。
1.乾燥肌の方に食べてもらいたい食品4選

ピンポイントで食品を選ぶのではなく、どのような食品群を選べばいいのか、ポイントを押さえておきましょう。
a. 青魚
乾燥肌対策には、魚に含まれているオメガ-3脂肪酸を摂取することが重要です。
特に美容の観点から見ていきますと、お肌の新陳代謝に必要な鉄をはじめとしたミネラル分を豊富に含む「青魚」から取るのがお勧めです。
さば、いわし、さんま、あじ、しらすなどを習慣的に摂れるとよいでしょう。
お肌に良い良質な油に加えて、たんぱく質を含むので、健康的な肌質の維持にも良い食品です。
b. 海藻類
海藻にはミネラルが豊富に含まれています。
特に、肌の新陳代謝に必要な鉄、亜鉛などが含まれています。
鉄は丈夫なコラーゲンを作るときにも必要な栄養素なので、乾燥肌にとって不足してはならない栄養素の一つです。
海苔やわかめなどは、お味噌汁などに入れると習慣的に摂りやすい食品ですので、うまく食習慣に取り入れていただきたい食品です。
c. きのこ類
きのこには肌の新陳代謝に必要なビタミンDやナイアシンなどが豊富に含まれています。
低カロリーで食物繊維も豊富なので、腸内環境を整えたり、ダイエットを目指す方にもお勧めできる食品です。
d. キャベツ
肌の酸化も乾燥の原因となります。
酸化ストレスからお肌を守るビタミンCやオメガ3系の油を含むキャベツは、乾燥肌の方にお勧めの食材の一つです。
加熱すると、ビタミンが壊れたり、油の酸化が懸念されますので、サラダなどできるだけフレッシュな状態でたべることがお勧めです。
2.知っておきたい乾燥肌になる6つの理由

そもそも乾燥肌になってしまう理由を知っておくことで、未然に回避したり対策をとりやすくなります。
では、どのような原因で乾燥肌に繋がってしまうのでしょうか?
a. 水分不足
十分な水分補給がないと、肌の潤いが失われ、乾燥肌の原因となります。
特に冬場は乾燥しやすい季節に加え、のどの渇きを感じにくい時期でもあります。
こまめな水分補給を心がけましょう。
b. 代謝が悪い
お肌の新陳代謝が低下すると、古い角質が蓄積してしまい、乾燥肌になりやすくなります。
食習慣の影響が大きいのですが、貧血による代謝低下や甲状腺機能の低下など、ホルモンバランスの影響も関係することがあります。
c. 肌ストレスが多い
紫外線などによる肌ストレスが増えると、肌へのダメージによって乾燥肌に繋がりやすくなります。
十分なスキンケアや紫外線対策を怠らないようにしましょう。
d. ビタミン、ミネラル不足
ビタミンやミネラルはお肌の新陳代謝に必要な栄養素です。
これらが不足してしまうと、肌の新陳代謝が悪くなり、乾燥しやすい肌質につながってしまいます。
e. 肝機能が低下気味
肝機能に負担をかけるような食習慣をしていると、水分の保持に必要なアルブミンたんぱく質がうまく合成できずに、水分保持のしにくい肌質につながる可能性があります。
f. 摂取している油の質が悪い
細胞は細胞膜という油でできた膜でできています。
質の悪い油を習慣的に摂り続けてしまっている食習慣の方は、細胞レベルで質が悪くなってしまい、保湿しにくい細胞膜となっていることで、乾燥肌に繋がってしまっている場合もあります。
3.乾燥肌にならないために知っておきたい対策方法

乾燥肌に繋がってしまう原因がわかったところで、これを踏まえて乾燥肌にならないための対策方法を紹介していきます。
a. 水分補給
特に乾燥しやすい季節はこまめに水分を摂るように心がけましょう。
カフェインやアルコールなど利尿作用のあるものを摂られる方は、脱水による乾燥につながるリスクが高いので、特に注意が必要です。
b. 適切な保湿
化粧水や乳液などの保湿剤はマストアイテムですが、これらの化粧品を保持できる肌質を保つことも重要です。
肌の保湿に必要なセラミドやコラーゲンなどはたんぱく質でできていますので、不足しないように食生活の中でも気を付けることが大切です。
セラミドもコラーゲンも体内で合成できるものなので、たんぱく質や鉄などのミネラル類も不足しないように注意が必要です。
c. 油の摂り方に気を付ける
お肌をはじめとした細胞の膜は、油でできています。
油の質が悪いと、お肌の質も悪くなり、保湿できずに乾燥肌に繋がりやすくなります。
スナック菓子や乳製品、加工食品などは乾燥肌につながるリスクの高い食品なので、できるだけ控えるようにしましょう。
4.ホルモン免疫栄養学的NG食品3選

ホルモン免疫栄養学とは
「体質改善」を目的とした栄養学
美容の現場で培った実績と生化学、栄養学的なメソッドを組み合わせて考えられた学問
ホルモン免疫栄養学では、生化学と栄養学の観点から体質を見ていきます。
限定的なお悩みの原因は様々上げられますが、それぞれの本質を見ていくと、その方に合った最適なプランニングが可能となります。
乾燥肌改善のポイントは、
お肌の新陳代謝がきちんとできているか
自前の保水力が保てる体質になっているか
摂取している油の質が悪くないか
このあたりをトータル的に見ていく必要があります。
何が原因となっているかは、ホルモン免疫栄養学を学んだカウンセラーに聞くのが良いのですが、すぐに実践できるポイントとして、3つのNG食品があります。
ホルモン免疫栄養学的NG食品3選
チョコレート
糖質が多く、油も酸化されたものが多い
トランス脂肪酸も含まれることが多い
乳製品
飽和脂肪酸と糖質が多く、乾燥肌に繋がりやすい
トランス脂肪酸
細胞膜の性質を変化させてしまい、肌荒れなどの原因に
上記の食品は習慣的には取らないほうが良いですし、乾燥肌で悩まれているのであれば一旦とるのを控えておいたほうが良い食品です。

ホルモン免疫栄養学では、「美膳食」という食事療法を推奨しております。
美膳食は、栄養学と生化学を基に考えられた食事療法ですので、生きるために必要な栄養素がバランスよくとれる食事方法です。
つまり、油のバランスも整えやすい食事でもあります。
日頃の食習慣は「美膳食」で整えておくと、乾燥肌になりにくい肌質を作りやすくなります。
是非「美膳食」を食べる習慣を意識してみてください!
5.まとめ
・肌に新陳代謝に良いビタミンやミネラルを含む青魚、野菜、海藻類、キノコ類がおすすめ
・根本的解決には、乾燥肌になっている原因を知ることが大切
・チョコレート、乳製品、トランス脂肪酸はNG
みなさんもこの記事を参考にして、乾燥肌にならないための食べ物選びに役立ててください!