二日酔いの吐き気がつらい・・・3つのポイントでばっちり対策

ホルモン免疫栄養学です。

・二日酔いで気分が悪くなる

・二日酔いの吐き気を今すぐ解消したい

・二日酔いにならないための対策方法が知りたい




そんなお悩みはありませんか?




お酒があまり得意でない方、お酒が大好きでついつい飲みすぎてしまい、よく二日酔いになってしまうという方必見の情報をお届けしていきます。




この記事では・・・

・二日酔いで気分が悪くなる理由

二日酔いで吐き気を感じた時の対処法

・二日酔いにならない対策


について詳しくご紹介します。




この記事を読むメリット

・二日酔いの原因がわかる

・二日酔いで吐気を感じた時の対処法がわかる

・二日酔いにならないための対策法がわかる


この記事は5分ほどで読めます。


きっとあなたのお悩み解決に役立つと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください!


※この記事はホルモン免疫栄養学が監修しています。


1.【簡単】二日酔いで吐き気を解消する方法

二日酔いの吐き気がつらい・・・3つのポイントでばっちり対策


原因はわかるものの、ついつい飲みすぎてしまうのがお酒。



では、二日酔いになってしまった場合はどのようにすればよいのでしょうか?


a. 水分補給


吐き気を感じたらまずは水分補給が必要です。



脱水が原因の場合、アルコールの脱水効果により体内の水分が失われているため、こまめに水を飲むことで脱水を防ぎ、吐き気を和らげます。



お水や経口補水液などを用意して、こまめに補給することをお勧めします。


b. ビタミンミネラルの補給


アルコールの代謝にはたくさんのビタミンミネラルを消費してしまいます。



特に代謝にかかわる、ビタミンB群、マグネシウム、亜鉛などは欠乏してしまっている可能性があります。



吐き気がある場合は食事で補うのが難しいので、サプリメントなどで上手に補給していきたいですね。

c. とにかく安静に過ごす


アルコールを含めて、代謝という行為は非常にたくさんのエネルギーを必要とします。



二日酔いになっている場合、アルコール代謝で肝臓も疲れてしまっている可能性があります。



肝臓負担のかかる脂質を控えつつ、水分、ビタミンなどを補給しながら、ゆっくりと体を休めることも重要となります。


2.二日酔いで吐き気が起こる原因3選

二日酔いの吐き気がつらい・・・3つのポイントでばっちり対策


二日酔いになる理由はいくつかありますが、その多くは下記の原因が複合して起こっている場合があります。

a. アセトアルデヒドの蓄積


二日酔いの主因の一つは、アルコールの代謝過程で生成されるアセトアルデヒドです。



これは肝臓でアルコールが分解される際に生じ、体にとって有害な物質です。



肝臓で処理しきれないほどにアセトアルデヒドが上昇してしまいますと、血液中の濃度が高くなり、神経系に刺激を与え、吐き気や頭痛、胃もたれ、胸やけなどの原因となります。


アセトアルデヒドとは?

アルコールを代謝する際の中間代謝物

毒性を持ち、二日酔いの主な原因となります
特に日本人はアセトアルデヒドを分解する酵素が少ない国民が多く、

アルコールに弱く、二日酔いになりやすい方が多い特徴があります


b. 脱水と電解質の損失


お酒を飲むと、お手洗いの回数が増えませんか??



アルコールには利尿作用があり、体内の水分を急速に排出しますので、これにより脱水症状が起こり、頭痛やだるさといった症状が現れる場合があります。
それと同時に電解質も失われ、体内のバランスが乱れることでも吐き気が生じやすくなります。



つまり、アルコールの分解が得意な体質の方でも、脱水とミネラルバランスの乱れによって二日酔いにつながる場合があるということです。


c. 血糖値の低下


アルコールは毒物ですので、分解処理が最優先されます。



なので、お酒を摂取した際に低血糖状態になったとしても、血糖値を上げる糖新生という生体内の働きがおろそかになってしまう場合があります。



そうなってしまいますと、低血糖による吐き気やだるさなどを催す場合もあります。

糖新生とは?

糖質以外のものからエネルギー源を生み出す、体の仕組みのこと

脂肪やたんぱく質、老廃物を燃やして、エネルギーを作り出します

3.飲み会の多い方必見! 二日酔いにならない対策方法

二日酔いの吐き気がつらい・・・3つのポイントでばっちり対策



お酒に弱い方、ついつい飲みすぎてしまう方は下記のポイントを抑えておくと、二日酔いのリスクをある程度回避できます。


a. お水を飲みながら飲む


アルコールを摂取する際は、同時に水分も摂るよう心掛けましょう。



アルコールの分解に加えて、脱水も二日酔いのリスクとなります。



チェイサーを用意しながらお酒を楽しむことで、脱水予防にもつながりますし、アルコールの摂取量も抑えやすくなります。

b. 空腹時に飲まない


空腹時にアルコールを摂ると、アルコールの吸収が早まり、二日酔いしやすくなります。



事前に軽く食事を摂り、胃に食べ物がある状態でアルコールを摂ることをお勧めします。


c. おつまみの選び方


油っぽいものや刺激の強いものは、胃に負担をかけやすくなります。



アルコールの代謝をサポートするビタミンやミネラルを補給できるおつまみをチョイスすると、二日酔い対策にもつながります。



枝豆、豆腐、トマト、海藻サラダなどは、スピードメニューとして置いてある居酒屋さんも多いので、先ずはこの辺りをつまんでからお酒を楽しむといいでしょう。

d. 糖質の摂り方


二日酔いの原因に血糖値の低下も考えられます。



糖質の多いお酒やおつまみを急激に摂ると、低血糖に繋がりやすくなり、二日酔いのリスクとなる場合があります。



ご飯ものやフライドポテト、餃子などお酒に合う糖質の多いおつまみは意外とあります。
これらを食べるときは食べ過ぎないようにしたいですね。

4.二日酔いの際のNG行動

二日酔いの吐き気がつらい・・・3つのポイントでばっちり対策


二日酔いになった際、知らず知らずやってしまいがちなNG行動をいくつかご紹介します。

a. 迎え酒


迎え酒は二日酔いの症状を悪化させる可能性があります。



アルコールを摂ることでアセトアルデヒドが再び生成され、症状が悪化してしまいます。


b. サウナなど発汗を伴う行動


お酒を抜くためにサウナに入るという方もいらっしゃいますが、脱水のリスクが増えてしまいますので危険です。



デトックスはしっかり水分補給お行うほうが良いので、二日酔い時のサウナはやめましょう。
同じ理由で、ホットヨガなどもお勧めできません。



当然ですが、サウナ上がりのビール。
おいしいですが、脱水のリスクを伴うのでこれもやめましょう。


c. 消化管に負担かかる食事


二日酔いの際は、胃腸がデリケートな状態です。
消化管に負担のかかりやすい刺激物(辛い食べ物や油っこいもの)は避けましょう。



特に度数の強いお酒を飲む場合は、消化管に強い刺激を与える場合があり、よりデリケートな状態となりますので、頑張った消化管や肝臓を十分にいたわり、優しい食事を心がけましょう。


d. 〆のラーメン


これもついつい食べてしまう方多いと思いますが、よくありません。



〆のラーメンがおいしいと感じるのは、飲酒によって血糖値が下がった状態となり、お腹がいっぱいでも糖質を欲しているからです。



加えて、お酒を飲むと脱水でミネラルバランスも崩れて、しょっぱいものを好みやすくなりますので、ラーメンなんかはうってつけなわけです。



過食になって気持ち悪くなる可能性もありますので、できるだけ〆のラーメンは避けるほうが良いですね。



5.ホルモン免疫栄養学的お酒との付き合い方

ホルモン免疫栄養学とは
「体質改善」を目的とした栄養学

美容の現場で培った実績と生化学、栄養学的なメソッドを組み合わせて考えられた学問




ホルモン免疫栄養学では、生化学と栄養学の観点から体質を見ていきます。
限定的なお悩みの原因は様々上げられますが、それぞれの本質を見ていくと、その方に合った最適なプランニングが可能となります。



二日酔いは体からの「飲みすぎですよ」というSOS。
アルコールの代謝のキャパオーバーの合図でもありますので、できれば二日酔いにならないようにしたいものです。



かといってお酒はおいしいもの。
禁酒!といわれてもストレスにしかならない方も多いと思いますので、きちんと体内の代謝の流れを抑えて、正しいお酒との付き合い方を知っておくことが大切となります。






ホルモン免疫栄養学では、「美膳食」という食事療法を推奨しております。


美膳食は、栄養学と生化学を基に考えられた食事療法ですので、生きるために必要な栄養素がバランスよくとれる食事方法です。


つまり、アルコールの代謝に必要なビタミンミネラルもバランスよくとれる食事でもあります。



日頃の食習慣は「美膳食」で整えて、おつまみも美膳食で使われている食材から選ぶと、健康的なお酒との付き合いがしやすくなります。


是非「美膳食」をたべる習慣を意識してみてください!

6.まとめ

二日酔いで吐き気を感じる・・・

・アルコールの代謝、脱水、低血糖の3つが主な理由である

・対策は

 アルコールの代謝のサポートをするビタミン、ミネラルの十分な補給

 こまめな水分補給

 血糖値のコントロール(糖質の摂り方)

・日頃から食習慣を整えることでリスクヘッジできる



みなさんもこの記事を参考にして、二日酔いにならないお酒の付き合い方を意識してみてください!