ホルモン免疫栄養学です。
- 朝食欲がない
そんなお悩みはありませんか?
その理由の多くは、生活習慣や食習慣が影響しています。
そして、習慣が悪くなることによって、体への負担が増え、食欲の低下につながっている場合もあるのです。
食欲がないのは、体からのSOSなのかもしれない
そして実は、
朝ごはんを摂ることで様々なメリットがあるので、朝食は摂ったほうが良いのです。
とはいえ、食がないとなかなか朝食をとる習慣は身につきませんし、食欲がない時でも手軽に食べられる方法があると実践してみたくなりますよね?
について詳しくご紹介します。
この記事は5分ほどで読めます。
きっとあなたのお悩み解決に役立つと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
※この記事はホルモン免疫栄養学が監修しています。
1.朝食欲がわかない理由
様々な要因が影響を及ぼしていきますが、一番の理由は「食べるということにエネルギーが必要」ということ。
食事をすると、食べたものを「消化・吸収」して、体内でエネルギーに作り替えたり、お肌や筋肉などに作り替えたりと、大仕事が待っています。
なので、基本的には
朝食欲が出ない理由は、食べる気力がわかないくらい体に負担をかけてしまっていることが原因になってきます。
では、このポイントを抑えたうえで、朝食欲がわかない理由を見ていきましょう。
a. 睡眠不足
不十分な睡眠や質の低い睡眠は、体内のホルモンバランスに影響を与え、食欲を低下させることがあります。
規則正しい生活を心がけることで、睡眠サイクルが安定し、ホルモンバランスを整えることができるようになります。
b. ストレス
ストレスや不安は食欲に影響を及ぼすことがあり、朝食を食べる気分になりにくくなることがあります。
ストレスを回避するためにたくさんのエネルギーが必要となりますので、食事をするほうへ体力を使いづらくなり、食欲が湧きにくいといった状態になることもあります。
c. 薬の副作用
一部の薬物には食欲を減退させる副作用がある場合があります。
医薬品を服用している場合、薬剤師や医師に相談することも必要です。
d. 病気や体調不良
病気や体調不良の場合、食欲が低下することがあります。
特に胃腸の不調が悪いと、上手く消化管が働けませんので、消化不良などによって朝の食欲に影響を及ぼす可能性があります。
e. 朝食のバリエーション
朝食の内容や選択が食欲に影響を与えます。
朝食が単調で興味を引かない場合、食欲が減退することがあります。
朝食のバリエーションを工夫していくと食欲が刺激されやすくなります。
f. 遅い時間での夕食
遅い時間に夕食を摂ると、消化管への負担が増えます。
朝まで胃に食べ物が残っている感覚や胃の不快感が起こり、朝食欲がわかない原因となります。
特に脂分を多く含むものは、消化吸収に4~5時間ほど要するものもあります。
消化が行われている時間は、消化管を動かすためにたくさんエネルギーを消費しますので、寝ているのに体力を消耗し、疲れることも食欲がわかない理由に繋がります。
g. 朝食を食べる習慣がない
朝に食事を摂る習慣がない場合、体は朝に食べ物を要求しにくくなります。
朝食を毎日摂る習慣がある場合は、決まった時間食事をするルーティーンができているので、自然にお腹がすきやすくなります。
2.朝食をとるメリット
朝食を摂ることには健康への多くのメリットがあります。
特に食事回数が少ないと、美容や健康の維持に必要な栄養素も補えきれない可能性が出てきます。
次に朝食を摂るメリットを紹介します。
a. エネルギー供給
朝食を摂ることで、体に必要なエネルギーが供給されます。
基本的には睡眠明けなので、空腹状態となります。
日中の活動や仕事に備えるために栄養素を補充するには、朝食がベストタイミングです。
朝食を摂ることで脳の働きを活性化し、集中力や生産性を向上させることができます。
b. 体重管理
朝に食事を摂ることで、昼食や夕食で過度な食べ過ぎを防ぎやすくなります。
朝食を抜くことで、ついつい間食が増えたり、夕食でがっつり食べてしまうなんてことにもつながる可能性が高まります。
朝にきちんとした食事を摂る習慣があると、栄養バランスを整えることもできますので、体重コントロールにもつなげやすくなります。
c. 血糖コントロール
朝食を摂ることで、血糖値を安定させることができます。
食事回数が減ったりサイクルがうまくできていないと、過食やだらだら食いなどに繋がりやすく、血糖値のコントロールが難しくなってきます。
血糖値のコントロールができないと、低血糖症状が現れ、体の不調につながる場合もあります。
3.食欲がない時に試したい朝食方法
とはいえ、食欲がない時はなかなか食べれません。
無理なく朝食を摂るコツを紹介します。
a. 汁物をうまく取り入れる
特におすすめは「味噌汁」
ホルモン免疫栄養学では「和食」を推奨しております。
汁物は比較的食べやすいので、豆腐とわかめの味噌汁などから初めて行くと、のちに食習慣も整えやすくなっていきますので、朝の味噌汁習慣から初めてみてください。
b. 自分が好きな食事を選ぶ
好きな食べ物やおいしい料理を選ぶことで、食欲がわく可能性が高まります。
上記で示した「味噌汁」はどんな食材とも合わせやすいので、好きな具材を入れたオリジナル味噌汁を用意するのもお勧めです。
c. 食器や食事の空間を変えてみる
食事を摂る時間や場所を楽しいものにすることで、食欲がわきやすくなります。
いつもと違う食器を使ってみたり、美しいテーブルセッティングや食事を楽しむ音楽など、見た目や空間を変えてみると、特別感があって食欲増進につながることもあります。
d. 食欲を刺激する香りを生かす
食事を調理する際に香りの良い調味料やハーブを使用することで、食欲を刺激することができます。
ハーブ、スパイスなどもうまく活用できると良いですね。
冬場は寒さも伴って食べる時間がない!という方もいると思います。
そんな時には温かい飲み物やスープなどを用意するのも有効的です。
e. 朝一番にコップ一杯の水分補給
食事の前に水分を摂ることで、消化に刺激を与え、食欲の増進に繋がります。
朝起きたらまず水分を摂ることから初めてみるのもお勧めです。
f. 軽い運動を取り入れて体を動かす
軽い運動を行うことで、食欲を増進することができます。
散歩やストレッチなど、体を動かすことが食欲を喚起するのに役立ちます。
ラジオ体操なども室内で簡単にできる運動なので、活用してみてください。
g. ストレスケアやリラックスを心がける
ストレスが食欲不振の原因の一つであることがあります。
ストレスケアやリラクゼーション法を実践し、ストレスを軽減することで食欲が改善するかもしれません。
食欲がない場合、無理に食べる必要はありませんが、栄養不足には気をつける必要があります。
工夫することで、食習慣を変えられる可能性もありますので、うまく活用してみてください
4.ホルモン免疫栄養学的朝食をとるメリット
ホルモン免疫栄養学とは
「体質改善」を目的とした栄養学
美容の現場で培った実績と生化学、栄養学的なメソッドを組み合わせて考えられた学問
「体質改善」を目的としたホルモン免疫栄養学的にも、朝食は摂るほうが良いという風にお伝えさせていただいております。
上記でもありましたが、朝食をとることによって「血糖値のコントロール」がしやすくなります。
血糖値がうまくコントロールできなくなってくると、脳のエネルギー源である「糖」が多すぎたり少なすぎたりといった状態になりますので、身体的にも精神的にも不安定となり、ホルモンバランスも崩れることによって顕著に体の変調として現れてしまうこともあります。
朝食の摂り方が血糖値を整える
また、様々な体質、食習慣、生活環境など、同じ人はいないため、体質改善はその方に合ったアプローチの仕方などをカウンセリングから見極めて、対策を考えていくことでお悩みの改善に近づくことができます。
We are what we eat. ~私たちは食べたものでできている~
毎日何となく食べている食事が、人生まで左右してしまうほど大切なもの。
カウンセリングを受けることで、自分のお悩み改善までの道筋がわかり、自分が気を付けるべきことややるべきことがわかるのです!
5.まとめ
・生活習慣や食習慣により体に負担をかけすぎている可能性がある
・朝食を食べるメリットはたくさんあるので、食べる習慣があるほうが良い
・忙しい朝でも手軽に朝食をとるには、食べやすさだけでなく、視覚や嗅覚などを刺激する工夫も有効
朝食欲が出ない方は、先ずは何でもいいので食べる習慣を身に着けていただけるといいと思います!
そして、食欲が出ない方は、もしかすると体に負担がたくさんかかってしまっていて、体からのSOSが発信されているのかもしれません。
朝の食欲をきっかけに食習慣や生活習慣などから見直してみてください!