ホルモン免疫栄養学です。
- 美容と栄養との関係性が知りたい
- きれいになるために必要な栄養素が知りたい
- きれいになるための食事方法が知りたい
そんなお悩みはありませんか?
美しい肌や髪、そして全体的な健康を維持するためには、適切な栄養素を摂取することが不可欠です。
毎日の食事からバランスの取れた栄養素を摂ることで、体の内側から美しさを引き出すことができます。
について詳しくご紹介します。
この記事は5分ほどで読めます。
この記事を読むことで、日焼けやシミの悩みを軽減し、美しい肌を保つための知識と方法を得られますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
※この記事はホルモン免疫栄養学が監修しています。
1.美容と栄養との関係性
美容と栄養は密接に関係しています。
特に肌や髪、爪の健康は、体内の栄養状態によって大きく左右されます。
例えばビタミン。
ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、肌の弾力性を保つ役割を果たします。
ビタミンEは抗酸化作用があり、肌を紫外線や環境ストレスから守ります。
これらの栄養素が不足すると、肌のトラブルや髪のダメージが増加することがあります。
さらに、たんぱく質は肌や髪の主要な構成成分であり、健康な細胞の生成と修復に欠かせません。
オメガ-3脂肪酸もまた、肌の保湿や炎症の軽減に役立ちます。
We are what we eat ~私たちは食べたものでできている~
お肌も爪もまつ毛も髪の毛もみんなあなたが食べたものからできています。
当然、栄養素のバランスが取れていると、内側から輝く美しさが得られるわけです。
2.きれいになるために必要な栄養素
では、美しさを保つために重要な栄養素を具体的に見ていきましょう。
a. 鉄分
鉄不足と聞くと、貧血が思い浮かぶと思います。
貧血は、血液が薄い状態。
血が薄いということは、美容にとって大切な栄養素や酸素もたくさん運べなくなり、お肌などの新陳代謝が遅れる原因となります。
貧血は美容の大敵といっても過言ではないでしょう。
貧血に関してはこちらの記事も併せてご参照ください
本当は怖い!隠れ貧血が美容と健康を脅かす理由
加えて鉄は丈夫なコラーゲンを作るための材料としてや、シミを消す酵素の働きに必要だったりと、美容においては欠かせないミネラルとなっています。
b. 亜鉛
亜鉛は細胞分裂に必要な栄養素です。
亜鉛不足になってしまうと、新しい細胞がうまく作り出せず、お肌などの新陳代謝へ影響が及びます。
また、鉄一緒に造血する際にも必要な栄養素でもあるため、こちらも不足しないように気を付けましょう。
c. ビタミンC
ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、肌の弾力を維持します。
また、抗酸化ビタミンでもあるので、活性酸素を除去して、アンチエイジングにも役立つビタミンです。
d. ビオチン
ビオチンはお肌や髪、爪などの健康を保つために必要なビタミンの一つです。
栄養機能食品でもたびたび効能を目にすることのある栄養素ですね。
e. たんぱく質
お肌、爪、髪の毛はたんぱく質からできていますので、ベースとなるたんぱく質が不足してしまっていてはいけません。
他にも栄養素を運んだり酵素の材料としてもたんぱく質は重要な栄養素となりますので、不足しないように注意しましょう。
f. オメガ3脂肪酸
お魚やアマニオイルなどに多く含まれているオメガ3系脂肪酸は肌の保湿や炎症の抑制に必要な栄養素です。
私たちの細胞膜は油でできていますので、油の摂り方ひとつでお肌の質にも影響を及ばします。
【油の質はお肌の質】といってもよいほど重要な栄養素となりますので、普段から動物性食品から飽和脂肪酸やトランス脂肪酸ばかり摂っている人は油から見直す必要があります。
これらの栄養素をバランスよく摂取することで、内側からの美しさをサポートできます。
3.きれいになるための食事方法
では美しさを保つための食事方法ついてにポイントを解説していきます。
a. バランスの取れた食習慣
上記では尾陽にかかわる栄養素をピックアップしていきましたが、これらはきちんと栄養バランスが整った食習慣があってこその話となります。
いくら美容に良い栄養素を摂ったとしても、ベースとなるからだができていないと意味がありません。
一つの栄養素に偏らず、ビタミン、ミネラル、たんぱく質、脂質をバランスよく摂取することが重要です。
b. 水分補給
十分な水分補給は肌の保湿に不可欠です。
1日に1.5〜2リットルの水を目安に飲むようにしましょう。
さらに注意したいのが、カフェインやアルコールを習慣的に飲まれる方です。
利尿作用によって脱水を引き起こしやすくなり、いくら飲んでも水分不足な状態となってしまうためです。
また、水分は食べ物からも摂れます。
お野菜や果物をよく食べる方は食事からも水分を得られますが、加工食品やジャンクフードなどをよく食べる方は、食事由来の水分量が不足してしまいますので、水分不足に陥りやすくなります。
水分摂取だけでなく、食事からどれくらいの水分が得られているのかも気にするようにしましょう。
c. 適度な食事回数
1日3食を基本にすることで栄養素を効率よく吸収できます。
特にたんぱく質は一度に吸収できる量に限りがあるため、分けてとる必要があります。
また、水溶性ビタミンも一度にたくさん摂っても排尿時に外へ出て行ってしまいますので、同じくこまめに摂るようにしてください。
d. 調理法の工夫
栄養素を損なわない調理法を選びましょう。
例えば、野菜はゆでるよりも蒸すことでビタミンの損失を最小限に抑えられます。
一番効率よく栄養素を摂るには、素材そのままで摂ることです。
生食できるお野菜などは、できるだけフレッシュなものを生でとることをお勧めします。
e. 加工食品を減らす
加工食品の多くは味付けが濃かったり、高脂肪、高糖質、食品添加物など美容にとってのデメリットがたくさんあります。
体にとって無駄な栄養素は、代謝するために美容にとって必要な栄養素を浪費してしまう原因となります。
嗜好品やどうしてもの時にとどめて、できるだけ使用頻度を減らすことをお勧めします。
これらの方法を実践することで、健康的で美しい肌を維持できます。日常の食事に少しの工夫を加えるだけで、内側からの美しさを引き出すことができるでしょう。
4.ホルモン免疫栄養学的美容にお勧めの食事療法
~今のあなたの体は、今までに食べたもので構成されている~
食事内容は自分自身を映しているといっても過言ではありません。
それだけ食事というものは私たちの美容や健康の土台となるものになります。
ホルモン免疫栄養学とは
「体質改善」を目的とした美容の現場で培った実績と生化学、栄養学的なメソッドを組み合わせて考えられた学問
身体を作る食事はとても重要だと考えています。
そんなホルモン免疫栄養学が提唱する食事が「美膳食」です。
美膳食はホルモン免疫栄養学が提唱する栄養食事療法
つまり、美容のためのベースづくりのための食事方法が美膳食というわけです。
この食事方法を習慣化できるか否かが私たちの考える美容づくりのポイントとなります。
くわしくはこちらの記事をご参照ください
美膳食とは?~ホルモン免疫栄養学が提唱する栄養療法~
5.まとめ
・美容のベースとなるのは食事由来の栄養素
・基本的なバランスの整った食事があって+αの美容栄養素が基本的な考え方
・一定のものを食べるのではなく、食習慣の改善がポイント
・一気に体は変わらないのでコツコツ続けることが大切
みなさんも美容に必要な栄養のポイントを抑えて、賢く美容のベースづくりを目指してくださいね♪