寝ても疲れるのはなぜか? 知っておきたい夜間におこる低血糖の理由

こんにちは。ホルモン免疫栄養学です。

みなさんはこんなお悩みはありませんか?



  • 睡眠の質が低下している気がする
  • 寝汗や悪夢をよく見る
  • お腹がすくと食べずにはいられない




その悩みの理由は「夜間低血糖」になっているからかもしれません!



夜間低血糖の原因をホルモン免疫栄養学的に見ていきますと

  • 普段の食習慣
  • ホルモンバランスの乱れ


などが影響している可能性があります。


この記事では・・・

夜間低血糖のメカニズムについて

・夜間低血糖に対する対処法について



詳しく紐解いていきたいと思います。


この記事を読むメリット

夜間低血糖になるメカニズムについてわかる

・正しい対処法についてわかる

これから気を付けるべきポイントがわかる



この記事は5分ほどで読めます。

きっとあなたのお悩み解決に役立つと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

※この記事はホルモン免疫栄養学が監修しています。


1.夜間低血糖とは?

寝ても疲れるのはなぜか? 知っておきたい夜間におこる低血糖の理由


低血糖とは、夜間に血糖値が異常に低下する状態を指します。



通常、夜間は食事を摂らないため、血糖値の調節をホルモンの働きによって調整していますが、上手くいかずに低血糖に陥ることがあります。


糖尿病患者が起こりやすいといわれておりますが、日常的に血糖値のコントロールができていない方にも起こります。


※低血糖に関する詳しい記事はこちら

2.夜間低血糖のメカニズム

寝ても疲れるのはなぜか? 知っておきたい夜間におこる低血糖の理由



夜間低血糖のメカニズムは複雑ですが、原因の一つはインスリンの過剰分泌です。


インスリンは血糖値を下げるホルモンです。

夜間にインスリンが過剰に分泌されることで、血糖値が急激に下がり、低血糖状態が引き起こされます。
食事のタイミングや内容、運動不足も影響を与える要因です。


インスリンを普段からたくさん必要な人は夜間もたくさん分泌される

たくさん分泌されるとたくさん血糖値が下がるので夜間低血糖のリスクも上がる



またそれだけではなく、血糖値を上げるホルモンバランスにも影響を受けます。




通常、睡眠時は食事を摂らずに6時間以上過ごしますので、血糖値が下がりすぎないように、血糖値を上げるコルチゾールというホルモンが分泌されます。




よいバランスであれば、コルチゾールのおかげで、明け方に向かって血糖値が上がり、朝すっきりと目覚めることができます。



ところが、コルチゾールがうまく働けないと、低血糖に陥り、様々な夜間低血糖の症状に繋がってしまうことがあるのです。


3.夜間低血糖の症状

寝ても疲れるのはなぜか? 知っておきたい夜間におこる低血糖の理由



a. 睡眠の質の低下



低血糖になると、血糖値を上げるために「アドレナリン」「コルチゾール」の分泌が促されます。




このホルモンが増えていくと、自律神経のバランスが乱れてしまい、交感神経が優位になって興奮状態となります。




その結果、睡眠の質も低下して朝に疲労感を感じたり、睡眠時間を確保していても疲れが取れにくいと感じてしまいます。


b. 夜中に目が覚める



夜間低血糖になると、アドレナリンやコルチゾールの分泌が増え、覚醒しやすくなります。




そうすると、夜中に目が覚めやすくなったり、一度目が覚めてしまうとなかなか眠りにつけない状態になります。


c. 夜間に何か食べたくなる


夜間に低血糖となるので、糖質をエネルギー源とする脳が糖質を欲しやすくなります。




脳からの指令によって欲求が湧きますので、「我慢できずに食べてしまう」状態になります。




特に「夜食が欠かせない」「おなかがすいて眠れない」などに心当たりのある方は、低血糖状態になってしまっている可能性がありますので注意が必要です。


d. 寝汗をかいたり悪夢を見る



血糖値を上げるために、アドレナリンやコルチゾールの分泌が増え、交感神経が優位となっています。



脳が覚醒しやすくなっていますので、寝汗をかいたり悪夢をよく見るようになります。



また、寝ている間、体に力が入りやすくなりますので、「食いしばり」「歯ぎしり」も起こりやすくなります。

e. 夕方や食間に調子が悪くなる



夜間の低血糖は日中にも影響します。




特に食後2~3時間や、夕方(3時~4時)の時間は血糖値が下がりやすいタイミングでもあります。




この時間に、「集中力が低下する」「眠たくなる」「イライラしやすい」と感じる場合は、夜間に低血糖を起こしている場合も考えられます。



4.夜間低血糖の対策


夜間低血糖の対策としては、まずは食事の内容とタイミングの見直しが重要です。
ホルモン免疫栄養学が推奨する「美膳食」は、血糖値をコントロールしやすい食事形式ですので、「美膳食」を意識した食習慣を心がけることが大切です。


また、夕食を摂る時間はできるだけ早めに済ませるようにしてください。
夕食時間が遅かったり、夜食を摂ってしまうと、夜間に低血糖状態へなりやすく、消化管にも負担がかかってしまいます。



どうしても食事時間が遅くなってしまう場合は、炭水化物を摂りすぎないようにして、急激な血糖値の上昇が起こらないような食事を心がけてください。


5.カウンセリングの必要性

カウンセリングシート

体質、食習慣、生活環境など、同じ人はいないため、体質改善はその方に合ったアプローチの仕方などをカウンセリングから見極めて、対策を考えていくことでお悩みの改善に近づくことができます。

ホルモン免疫栄養学



ホルモン免疫栄養学では、美容と健康のお悩みに適したアプローチができ、体質改善につなぐことができる「体質改善プランナー」を養成するセミナーを開催させていただいております。

ホルモン免疫栄養学とは
「体質改善」を目的とした美容の現場で培った実績と生化学、栄養学的なメソッドを組み合わせて考えられた学問



受講生の方は、お客様一人一人の体質や生活環境に応じた、「体質改善のためのプランニング」ができますので、自分の悩みや身体の不調などを本気で変えたい!自分には何が必要なのかを知りたい!という方は、一度体質改善プランナーのいるサロン様でカウンセリングを受けてみてください。

※カウンセリングが受けられるサロンは弊社までお問い合わせください


6.まとめ

夜間低血糖にならないためには・・・

・日頃の食習慣を整えることが必須

・ホルモンバランスが崩れてしまっている場合があるので、原因をきちんと知ることが重要

・カウンセリングから、お悩み解消につながるプランを知ることがお悩み解決の近道



健康な夜間の睡眠を守るためには、適切な食事や生活習慣の見直しや原因を知ってリスクを減らすことが大切です。


まずは夜間に限らず「低血糖」がないか、是非カウンセリングを受けてみてください♪

健康な夜の睡眠を実現しましょう!