ホルモン免疫栄養学です。
- 頭痛に悩まされている
- 低気圧時に症状が起こりやすい
- 低気圧になるとどうして頭痛が起こるのか?
- その対策方法が知りたい
こんなお悩みはありませんか?
普段は全然大丈夫だとしても、低気圧や温度の変化が起こると、突然頭痛に悩まされる方も多いのではないでしょうか?
特に季節の変わり目の寒暖の差や、梅雨などは気圧の変化が起こりやすい時期になります。
「また頭痛が来たらどうしよう」「いやだな・・・」
そんなストレスは嫌ですよね?
詳しく見ていきたいと思います。
きっとあなたのお悩み解決に役立つと思います!
5分ほどで読める内容ですので、ぜひ最後まで読んでみてください!
1.低気圧になると身体はどうなる?

まず、どうして低気圧の時に頭痛が起こりやすくなるのでしょうか?
a. 自律神経バランスが乱れる
気圧の変化を感知するのは耳の鼓膜の奥にある「内耳」
気圧の変化の感じ方は人それぞれではありますが、敏感に察知してしまうことによって、自律神経のバランスが乱れて、頭痛を引き起こす引き金になってしまう場合があります。
交換神経が過剰に反応すると、ノルアドレナリンによって神経を刺激しやすくなり、痛みを感じやすくなる
副交感神経が過剰に反応すると、眠気やだるさを感じやすくなる
自律神経のバランスによって、頭痛だけではなく、いわゆる「気象病」と言われる症状につながってしまいます。
b. 血管が拡張する
低気圧になると圧力が少なくなるので、普段よりも血管が広がりやすくなります。
血管が拡張して、血流も「ゆっくり」となりますので、水分もたまりやすくなり、血行は悪くなります。
その時に、血管の周りの神経を刺激してしまうことによって、頭痛が起こりやすくなります。
血管の近くには神経がたくさん通っているため、血管が広がるということは、神経に刺激が伝わりやすくなる
神経を刺激することで、炎症による活性酸素も出やすくなり、これがまた痛みの原因につながる場合もあります。
2.低気圧による頭痛の予防法

低気圧になると、自律神経バランスや血管の拡張など様々な頭痛を伴うリスクが生じることをお伝えしました。
このリスクは避けられないリスクですので、低気圧による頭痛が起こりやすい方は、普段から頭痛を起こしにくいように対策をしておくことが大切です。
では、具体的にどのようなことをすればいいでしょう。
a. 食習慣の見直し

私たちの身体は食べたものでできていますので、基本は食事改善が重要となります。
頭痛の原因には、自律神経や血液の流れがかかわっていることから、食習慣を整えることによって、自律神経バランスや血流の流れをよい状態に保てることが大切です。
低気圧頭痛に対する食事のポイント!
神経伝達にはビタミンB群やミネラルがたくさん関わっています。
特に神経伝達にかかわる、鉄、マグネシウム、などは食事に気を付けていても不足しやすい栄養素ですので、意識して摂るようにしていきたいです。

青魚はビタミンや鉄分をバランスよく摂りやすい食品なのでおすすめです。
また、痛みを伴うお悩みには「油の摂り方」がポイントとなります。
お魚は油の質もよく、良質なたんぱく質も摂れるので、美肌作りにもおすすめです。

海草にはマグネシウムをはじめとする不足しがちな栄養素を摂ることができます。
「お味噌汁」などにわかめやのりなどを加えて、習慣的に摂れるように心がけてください。
甘いものの摂りすぎはNGです。
糖質はドロドロ血の原因につながります。
日頃から甘いものが好きでよく食べるという方は、低気圧の際には控えめにするのもお勧めです。
b. ストレス対策

ストレスを感じると、アドレナリンやノルアドレナリンが分泌されます。
これらが増えていくと、頭痛が生じやすくなります。
ストレス回避できるものは避け、ストレスを解消できるように過ごすことが大切です。
頭痛は交感神経系が優位になっている場合が多いため、リラックスできるような工夫がおすすめです。
ストレッチ、ヨガ、アロマ、お風呂はぬるめの温度でゆっくりつかるなどが手軽にできるリラックス方法になるので、うまく取り入れてみてください。
c. 水分補給

低気圧になると血管が拡張されやすくなるので、血行が悪くなります。
血液の流れもよくしていきたいので、十分に水分補給を行ってドロドロ血にならないようにすることも大切になります。
3.ホルモン免疫栄養学から見る対策

ホルモン免疫栄養学とは
「体質改善」を目的とした栄養学
美容の現場で培った実績と生化学、栄養学的なメソッドを組み合わせて考えられた学問
ホルモン免疫栄養学では、頭痛がなぜ起こるのか?という理由まで解明していくことができます。
なぜホルモン免疫栄養学で低気圧頭痛の対策ができるのか?
その多くが「食習慣」に関わっていることがお判りいただけたのではないでしょうか。
ホルモン免疫栄養学的にも、食習慣は非常に大切な要素であり、食習慣の乱れから様々な美容・健康のお悩みへ繋がっている場合が多く見受けられます
今回の「低気圧頭痛」の原因にも、ひとつの大きな要因が隠されている可能性があります。
体質、食習慣、生活環境など、同じ人はいないため、体質改善はその方に合ったアプローチの仕方などをカウンセリングから見極めて、対策を考えていくことでお悩みの改善に近づくことができます。
例えば今回上げた原因や対策
- これらが自分にとって当てはまるものなのか?
- この中で何がお悩みの原因の中心となっているのか?
ここを知るためには、カウンセリングの中で食習慣や生活習慣、体質など総合的に見て、専門的な知識を持った人のカウンセリングを受けることが重要です。
そして、今の食習慣や生活習慣、遺伝的な体質などから、肩こりになりやすい体質になっていないか? 何に気を付ければお悩み改善できるのか? きちんと知っておくことが重要となります。
また、あなたの体は過去の食習慣により構成されています。
食事次第で良い方にも、悪い方にも体は変わります。
We are what we eat. ~私たちは食べたものでできている~
毎日何となく食べている食事が、人生まで左右してしまうほど大切なもの。
カウンセリングを受けることで、自分のお悩み改善までの道筋がわかり、自分が気を付けるべきことややるべきことがわかるのです!
4.まとめ
・低気圧の時は自律神経バランスも血管も頭痛を引き起こすリスクが高まっている状態
・低気圧は頭痛を引き起こすきっかけになるため、他のリスクを減らして備えることが一番の対策
・日々の食習慣が一番の備えにつながる
そのためにも、まずは基本となる食習慣から見直していただければと思います。
この記事を読んで、「もう梅雨の季節は怖くない!」と思っていただければ幸いです♪