ホルモン免疫栄養学会です
皆さんは「ストレス」と聞くとどんなものをイメージされますか?
「嫌なことを言われた」「悲しい出来事が起きた」
など精神的な苦痛を伴うものをイメージすることが多いのではないでしょうか?
ところが、ストレスというものは様々な形で私たちの周りに存在します。
「ストレス」は精神的なものだけではない
現代は「ストレス社会」と言われているように、様々なストレスを受けやすい状況になっています。
実は、ストレスは私たちの健康や美容に密接に関係していることも分かってきました。
この記事では、ストレスとは?といった観点から、ストレスの種類や私たちの体に関わる影響、そしてその対策などについて詳しく解説していきます!
※この記事はホルモン免疫栄養学が監修しています。
1.ストレスとは?

ストレスとは、外部からの刺激や状況に対して外的な刺激から体を守ろうとする体内の一連の流れことを指します。
この原因となるものが「ストレッサー」と呼ばれるものなのですが、ストレッサーにはいろいろな種類があります。
・物理的な刺激(暑い、寒いなど)
・生物学的な刺激(ウイルス感染、細菌感染など)
・身体的な刺激(疲労、外傷、手術、出血など)
・精神的な刺激(悲しい、つらい、苦しいなど)
皆さんがイメージしやすいのは、精神的な刺激が多いと思いますが、温度変化や体の疲れなどストレスの要因となるということがポイントとなります!
これらのストレッサーが生じると体内の恒常性(均一に保つ力)にひずみが生じて、脳から「ストレス来たよ!!」と指令が下り、ストレスに対応していきます。
2.ストレスによる体への影響

ストレスは私たちの身体にさまざまな影響を及ぼします。具体的な例をいくつか挙げると、以下のようなものがあります。
免疫機能の低下
長期的なストレスは免疫システムを弱め、病気にかかりやすくなります。
心血管系への負担
ストレスは心拍数や血圧を上昇させ、心血管系に負担をかけます。
筋肉の緊張
ストレスによって筋肉が緊張します。
肩こりや頭痛などの身体的な不快感を引き起こすことがあります。
3.ストレスが与える美容や健康への影響

上記の影響が起こる原因は一般的に言われているものになりますが、もう少し深く見ていきますと、「ストレスホルモン」と呼ばれるホルモンのバランスが崩れることが原因となります。
ストレスは身体にとって負担となりますので、回避するためにはエネルギーをたくさん使わないといけなくなります。
ストレスが増えるとホルモンが頑張る
例えば
「アドレナリン」というホルモンは、自分の脂肪や、筋肉や肝臓でストックしたグリコーゲンというエネルギー源の貯蓄を使って、ストレスに負けないように頑張ります。
「コルチゾール」というホルモンは筋肉や皮膚などのタンパク質を壊して、エネルギーを生み出します。
つまりストレス過多になると、筋肉やお肌を壊して対応していきます。
ストレスは美容と健康維持を邪魔する
ストレスでやつれたり、肌質が悪くなった。
そんな経験がある方は、要注意ですよ!
そのうちにストレスホルモンでも対応できなくなってしまうと、ストレスホルモンのバランスがもっと乱れていきます。
・うつ傾向
・やる気が起きない
・朝起きれない
・むくみ
・冷え
などのお悩みにつながる場合もあります。
これもホルモンの働きをきちんと見ていく「ホルモン免疫栄養学だから見えてくる未来」になります。
4.ストレス発散に役立つ方法
ストレスはうまくに発散していく事が大切です。
具体的に役立つ方法を6つ紹介します。
a. 食習慣の見直し

バランスのとれた食事はストレス管理に重要です。
・たんぱく質
コルチゾールによって壊されて筋肉量が落ちないようにするため
・ビタミンC
ストレスでのビタミンC消費量が多くなるため
・ビタミンB群
エネルギーを作るために3大栄養素の代謝が活発となり、
代謝にかかわるビタミンの必要量も増えるため
・抗酸化ビタミン
酸化ストレスによって老化を防ぐため
などが特に気を付けるべき栄養素です。
食事で言えば、ホルモン免疫栄養学が推奨しております「美膳食」はこれらの栄養素をバランスよく摂取できます。
b. 趣味を持つ

趣味を持つことはストレスから離れ、リフレッシュする良い方法です。
自分が楽しめる活動に時間を割いて、ストレスから一度離れてみましょう。
c. ポジティブな思考を持つ

ポジティブな思考はストレスを軽減し、心の安定を促します。
困難な状況に直面したときでも、ポジティブな視点を持つことでストレスの扱い方や見え方が変わってきます。
ポジティブな方と一緒に過ごしたり話をしてみたりすることも切り替えやすい方法となります。
d. 質の良い睡眠と十分な休息

十分な睡眠をとることでストレスを軽減することができます。
寝る前にリラックスできる時間を設けることや、寝室の環境を整えることも大切です。
就寝前にスマホを見ると、脳が覚醒して眠りにくくなりますので、スマホを見る癖がある方は気を付けましょう。
e. ストレス解消に適した運動

適度な運動はストレス解消に効果的です。
ウォーキングやヨガなどの軽い運動から始め、身体を動かすことでストレスを解消しましょう。
激しいスポーツなどは、身体的なストレスにもつながりやすいので、体力面を考慮して行う方が良いです。
f. ストレッチ、入浴、アロマなどリラックス効果のある方法

ストレッチ、入浴、アロマセラピーなどはリラックス効果があります。
温かいお風呂にゆっくり入ることで筋肉の緊張をほぐし、心身をリフレッシュさせましょう。
5.自分のストレスをチェックする方法は?
世の中には様々なストレスチェック方法があります。
しかし、私たちの体は食べたものでできていますので、職習慣や生活環境、ストレスの感じ方、ホルモンの働き方などはクライアントによって異なってきます。

なので、より効率的にアプローチをかけていくためには、「カウンセリング」をしてもらうことが重要です。
体質、食習慣、生活環境など、同じ人はいないため、体質改善はその方に合ったアプローチの仕方などをカウンセリングから見極めて、対策を考えていくことでお悩みの改善に近づくことができます。
ホルモン免疫栄養学のカウンセリング療法は、「体質改善」を目的とした美容の現場で培った実績と生化学、栄養学的なメソッドを組み合わせて考えられています。
ホルモン免疫栄養学とは
「体質改善」を目的とした美容の現場で培った実績と生化学、栄養学的なメソッドを組み合わせて考えられた学問
なので、きちんとストレスに対してその方にって何が必要なのかを提案することができます。
ストレスに対してお悩みをお持ちの方は、ぜひ自分に合ったストレス解消法を知るために、ホルモン免疫栄養学のカウンセリングを受けてみてください。
※カウンセリングが受けられるサロンは弊社までお問い合わせください
6.まとめ
・精神的なものから身体的なものなど様々な形で存在している
・ホルモンバランスが乱れることで美容や健康にとっても悪影響を及ぼす
・ストレス対策には様々な方法があるが、自分に合った対処法を知ることが大切
・カウンセリングで自分に合ったストレス解消方法を知る
ストレスは私たちの身体や心にさまざまな影響を及ぼすものですが、適切なストレス管理と発散方法を取ることで健康な生活を送ることができます。
食事、質の良い睡眠、リラックス法、適度な運動、趣味や興味を持つこと、ポジティブな思考を持つことなど、様々な方法があります。
自分自身の体質やストレスレベルを把握し、カウンセリングも活用し、ストレスを上手に管理することで、充実した日常生活をお過ごしください♪