BEAUTY & HEALTH
きれいと健康は両立できる
予防医学としての栄養素療法
日本は超高齢社会と言われ、社会問題となるほど健康と医療の問題は年々深刻になっています。日本は世界一の長寿国と言われますが、昨今問題視されているように平均寿命と健康寿命との乖離が指摘されています。その約10年の乖離は寝たきりや認知症といった介護が必要な状態であったり、日常生活を営むのに介助が必要な状態となっている可能性が高いです。
悪性新生物(がん)は30年以上という長期間にわたって死亡原因第1位を独占しています。第2位の心疾患、第4位の脳血管障害を動脈硬化として一括りにすると、年間約30万人が生命を落としています。そしてそれらにつながる生活習慣病として、高血圧症・糖尿病・脂質異常症は国民病と言われるほど増加しています。
また、人口の約3割がアレルギー体質であると発表されるほど異常な上昇を継続しています。
どれもこれもなってしまうと治癒しにくく長患いしてしまう慢性病ばかりで、各個人で予防することの重要性が増しています。体は食べたものでできています。食事が体に影響を与えているということは一般の方にまで浸透してきましたが、栄養状態を改善することにより健康作りにも大いに役立てることができます。
他にも、お身体のお悩みを薬局や治療院、エステティックサロンなどの店舗に相談しても解決できない事例がたくさん出ています。これは体質が悪化している方が増加し、より複雑な体質になっている方もおられ、施術などの技術だけでは解決できない体質の方が増えているからです。
ホルモン免疫栄養学の栄養療法は美容面にもおいても、アスリートのパフォーマンスの向上においても役立ちます。